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はてなダイアリーから移行しました。きままに感想を書きます。

リビティウム皇国のブタクサ姫1-3巻感想

リビティウム皇国のブタクサ姫 1

リビティウム皇国のブタクサ姫 1

リビティウム皇国のブタクサ姫 2

リビティウム皇国のブタクサ姫 2

リビティウム皇国のブタクサ姫 3 (モーニングスターブックス)

リビティウム皇国のブタクサ姫 3 (モーニングスターブックス)

リビティウム皇国のブタクサ姫 4 (モーニングスターブックス)

リビティウム皇国のブタクサ姫 4 (モーニングスターブックス)

リビティウム皇国のブタクサ姫 作者;佐崎一路、イラスト:まりも(モーニングスターブックス/新紀元社

小説家になろう連載作品。作者の前作なろうコン受賞作の「吸血姫は薔薇色の夢をみる」の同じ世界観だが100年は時代は下るという世界観を下敷きにしており、主人公は地方領主の娘に現代日本の男子高校生が異世界転生してしまう。その娘一行は賊に襲われており娘も一度は命は失っていたものの通りすがりのある人物に命を救われ、森に住んでいた魔女に住み込むことになるが…という導入のあらすじ。TSFとも言えなくもないが、主人公が染まっていて男子高校生らしさが消えており、現代日本の知識を利用した以外にはあまり設定を活かしきれてない感じがする。それを補うにあまりある面白さがあるのでまあいいのですが、魔女も色々謎をかかえておりその影響で主人公も鍛えられたのちに別の姉弟子に預けられたりしてシルティアーナ姫、ジルなど名前がかなり変わっていたりするのが面白い。

書籍版のオリジナルキャラクターがおり、2巻以降では小説家になろう版との設定の変更に差異が見られ、4巻に至っては大幅改稿するようです。4巻にあたる部分が小説家になろうでの連載であまりに長期の連載間隔で評判が落ちていたのもあるのでしょうが、面白かったので色々もったいないですね。実の親には手元に置いていなかったという負い目があるにせよ、主人公と再会する展開がきて幸せになってもらいたいなあ。

吸血姫は薔薇色の夢をみる 1 イノセント・ヴァンパイア

吸血姫は薔薇色の夢をみる 1 イノセント・ヴァンパイア

転生したら剣でした1・2巻感想。

転生したら剣でした 1 (GCノベルズ)

転生したら剣でした 1 (GCノベルズ)

転生したら剣でした 2 (GCノベルズ)

転生したら剣でした 2 (GCノベルズ)

転生したら剣でした(原作:棚架ユウ、イラスト:るろお)

デンシバーズ(幻冬舎コミックス)でどの週かの金曜日に更新される漫画版(http://denshi-birz.com/tenken/)から小説家になろうの連載(http://ncode.syosetu.com/n6006cw/)を読み、気に入ったので書籍版も購入。
個人的にはイラストがムシウタのるろおさんが担当ということで嬉しかったのだけれど、1巻にはあった2巻には口絵がなくなっていたのが残念。

無機物つまり剣に異世界転生した男の話だけれど、転生前のエピソード記憶はないらしいので根本は謎につつまれているのが読ませるポイント。最初は剣単独で動けることもあり、周辺にいる魔獣を狩っていたものの奴隷商人に捕まっていた獣人の黒猫のフランと出会う。その後フランを世話しながら鍛えていきフランも活躍するという展開が好きだなあ。書籍では2巻しか出ていないので序盤も良い所なので続刊が出て欲しいところ、漫画連載と単行本化も楽しみだけれど、書籍版の続刊が出て欲しい。。フランだけじゃなく、アマンダのイラストも結構好みだなあ、儚げな表情からどうテンション高くなるのか気になる。

書籍加筆修正は、書籍版でゴブリンが邪人となってあり一部設定変更がある模様。加筆は大きくはあるわけではないかな。

カドカワBOOKSの「寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない」1・2巻感想

カドカワBOOKS寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない」作者:伊垣久大、イラスト:そりむらようじ

就職浪人からニートになってしまったとある男「エイシ・チョウカイ」が別世界の神様のミスで地球から異世界へ転移させられてしまったが、地球には帰れないものの、ミスへの計らいでこの世界で生きるためのスキルを与えられるも「パラサイト」という謎の能力を与えられる。その能力を以ってこの世界を生きるというお話。

レベル表示やスキルが普通にある世界というRPG風世界観だが、ただこのパラサイトというスキルはかなりの優遇スキルだな。他人に寄生すれば自動的にレベルが上がっていくし、その他人がもっている職業(スキル)に付随する能力も付くのだから。さらに寄生者にエイシを寄生させる「二重寄生」という手段を使うとエイシが得る経験値は4倍になるというチートスキル。(でも寄生される側も普段の2倍は経験値もらっている)

でもエイシが街の冒険者と組むことによって街の冒険者全体の能力が上がっていて、街全体で防衛にあたるという展開が好きなので単行本も購入した。メインヒロインがもうあざとかわいい感じで最初からベタ惚れですねえ。単行本では2巻に単行本版のオリジナルキャラが出て来るがこれも悪くない。女神ルーが地上に降りたことで、世界の瘴気を換気する者がいなくなってしまったがはてさて…。寄生するというのがメインなので寄生でレベルアップする展開はもっと見たいところ。いつもつるんでいるメンバーくらいはエイシに準じるところまでは引き上げてほしい。Web版滞りがちだけれど再開してほしいなあ。

小説家になろうで読んでみて気に入ったので。

聖女の魔力は万能です (カドカワBOOKS)

聖女の魔力は万能です (カドカワBOOKS)

聖女の魔力は万能です(作者: 橘由華、イラスト:珠梨やすゆき、カドカワBOOKSレーベル)

レベルがガンガン上がっていくのと、一般人でいようとするのに人助けしてしまい聖女であることがバレてしまうっていうところが好きだなあ。
まあレベルやステータスがわかるっていうRPGあるあるネタは割り切っている。
第一王子の馬鹿さ加減は…治らないだろうな。

たぶん聖女とバレたことで戦場にいくことで他の能力もガンガン伸びるのだろうし、もうひとり召喚された女の子と協力する場面があったらいいし、第一王子の婚約者も報われてほしいなど色々読んでみたいが、小説家になろうでの連載が停滞気味なので次巻が出るのがいつになるかわからないのが辛いところ。
あとイラストがかわいいのが買ってとても良かったと思うポイント。喪女っていうが召喚された直後も凄いかわいいイラストだった。
次巻のイラストも楽しみではある。

山本寛監督の劇場版アニメ「薄暮」(はくぼ)のクラウドファンディングに参加した。

山本寛による新作オリジナル劇場作品「薄暮」(はくぼ)アニメ制作費を募るプロジェクト。2018年劇場公開を予定。
https://camp-fire.jp/projects/view/11715クラウドファンディング公式サイト)

福島の“いま”を描く 山本寛監督の新作アニメプロジェクト「薄暮」、クラウドファンディングが開始
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1702/26/news021.html

無料公開の小説・原作のリンク
(前編)https://camp-fire.jp/updates/view/25052#main
(後編)https://camp-fire.jp/updates/view/25051#main


小説が無料公開されていたので読了したけれど青春小説で吹奏楽でも軽音でもない室内音楽部の話は面白かったし、かといって震災が全く絡んでもないわけでもなくデリケートに描いている部分が好感を持った。加えて元々山本寛監督の作品が好きなので迷わずクラウドファンディングすることに決めた。
僕は1,5万コースのお疲れ様本コースを選択した。出来たら支援プロジェクトコースの東京・いわき編とプレミアムトークイベントの3万円コースも申し込みたいがこれは努力目標かなあ。

ただクラウドファンディング1500万円という目標(残り4月下旬まで60数日)を集めるのは大変だと思うがどうなるか支援したい。(今は1日で180万円で11%集まったが…)

以下ヤマカンちゃんねるの2017年2月25日放送の『山本寛新作アニメの詳細についてお話します(http://live.nicovideo.jp/watch/lv291447295)で発表されたこととブログ(http://lineblog.me/yamamotoyutaka/archives/13118771.html)で重要そうな事を記述。

  1. 東北アニメ三部作の最終作(Blossom(岩手大槌町)、Wake Up,Girls!宮城県仙台市気仙沼市)、薄暮福島県いわき市))として企画。
  2. タイトルの「薄暮」は「はくぼ」と読みプロジェクト名のトワイライト(夕方の黄昏時、日没後水平面より6度下に太陽がある状態)の直訳
  3. クラウドファンディングが達成した際のリターンである支援イベントで出演する声優さんや、トークイベントに出演する声優については現時点ではキャストは発表出来る段階ではなくまだキャスト未定。
  4. 福島県いわき市が舞台。話はシンプルなもので、重い話にはしない。
  5. 2018年に劇場版として公開予定。
  6. 原作は場所を決める前に執筆したものを元にしているので位置関係等は正確ではない。(現実、程度反映させるかは調整しだいで考慮中。)
  7. 公開されている原作と、劇場版アニメでは少し内容を変える予定だが大幅に変更するわけでなく基本設定は残す。
  8. キービジュアルなどの情報はあえてキービジュアル一本にしている。
  9. キービジュアル以外の追加ビジュアル等の情報の発表については、小出し小出しで発表していく予定でリターン等も追加で発表する(32分〜より話題)
  10. クラウドファンディング募集金額は1500万円だが、これだけじゃ勿論作れないので1500万から足りない部分は製作会社(つかさ製菓)が出す。(33分〜)
  11. 現在リターン最高額の50万円コースの「キャラクター命名権」のメニューは山本寛監督の提案。主要キャラクターとして名前を呼ぶ・呼ばれるなどの他に物語で絡みは発生する予定だが、監修はするので変な名前はNG。
  12. クラウドファンディングのコースとそのリターンは増やす予定。

キービジュアルの作画はおそらくWake Up,Girls!でも山本監督と組んだ近岡直さんが担当していると思う。絵柄の儚さの感じからして8割がた確信している。
楽しみだけど、原作からアニメだと肉付きされるだろうし、以前中編アニメで続編はないと監督が仰っていたわけでせいぜい長くて60分程度かなと予想。

Wake Up,Girls!新章についての雑感。

最初の劇場版Wake Up,Girls!七人のアイドル以降、記事にはしていないけれどTVシリーズ全12話、スピンオフアニメの『うぇいくあっぷガールZOO!』全10話、続・劇場版Wake Up,Girls!前編「青春の影」、続劇場版Wake Up,Girls!後編「Beyond the Bottom」は視聴済み。

去年のWake Up,Girls! Festa 2015 Beyond The Bottom EXTEND!で、続編を匂わせる「Wake Up,Girls!はI-1clubに吸収合併します」という白木社長扮する宮本充さんのナレーションの発表でイベントの幕は閉じられた。そして春からは、Wake Up,Girls!ネクストストーム、I-1clubの中から選抜で7人を選ぶ選挙が行われ夏頃にユニット「WI7ers」が発表され、3月には宮城県、舞台めぐりとコラボレーションした「Wake Up,Girls!触れ愛プロジェクトin台湾」の一環でyoutubeに新作短編アニメが本編とスピンオフアニメの「うぇいくあっぷがーるZOO!」のバージョンが発表されました。

7月から9月にかけて行われた3rdツアーではアニメに関しては前述の「WI7ers」の結果発表以外何も続報はありませんでした。
そして12月11日のWake Up,Girls! Festa.2016 SIPER LIVEで、「Wake Up,Girls!新章」の発表と特報映像、スタッフと制作会社がの変更が発表される。製作委員会クレジットは「(C)Green Leaves/Wake Up,Gilrs!3製作委員会」とのことなので、「Wake Up,Girls!2」であった続・劇場版とは体勢が変更されることが予想されます。

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ここから自分のモヤモヤしている感想。

現場では歓喜の声が新章発表からスタッフ最後まで渦巻いていたというツイートがありましたが、自分が幕張メッセの現場にいた際はそんなことは感じませんでした。新章発表で嬉しさ含みの歓声、監督はじめキャラクターデザインの変更される時は戸惑いとどよめきの声の方が多かったと思います。その後開演終了後、僕の前の席では法被を着て抱き合って喜んでいる人がおり、その人が山本寛監督やスタッフの交代を喜んでいたことも事実ですが、それ以外の人たちが喜びを全面に押し出したり、終始歓声というものはなかったです。僕の席は前の方でおそらく「わぐらぶ」(Wake Up,Girls!のファンクラブ)優先席だと思うのでWake Up,Girls!について濃いファンが中心であろうということは追記しておきます。あの時の僕は発表後正直呆然としながら、幕張メッセを出て海浜幕張を入っていてあんまり記憶はないです。新幹線を経てその日に日帰りしたもののどっと疲れたのがあの時の気分です。新章発表後でライブの楽しさの思い出が全部吹っ飛びましたが、ライブ自体は本当に素晴らしかったのだけに辛いところです。

発表前はアニメに対してどうだったかというと僕は、幕張前でも山本寛監督の休養やそれに伴うFMいずみのラジオ番組「クレッセントアイズ」での制作統括プロデューサーの竹内プロデューサーのメッセージである白紙宣言で暗い雰囲気は感じていましたが絶望した空気は感じていませんでした。(山本監督が復帰すればいいと思っていました。)
予兆としては3rdツアーのライブのパンフレットやキービジュアルが今までのキャラクターデザインをてがけていた近岡さんのイラストではなかったこと、キャラクターソングのイラストが近岡さんではないどころか、テイストも変えられていたということはありましたがその時は深刻には考えてはいませんでした。

アニメの新作アニメの新章は制作されることは、原案者たる山本寛監督やキャラデザの近岡さんが等のスタッフの変更がなければ正直喜んでいたことでしょう。コミック版のWake Up,Girls!が1巻刊行で休載になり、学研から出ているI-1clubに焦点を当てたスピンオフ漫画「リトル・チャレンジャーside I-1club第2巻」が未刊行で連載再開もしくは刊行続行という目も出てくる事でしょうし。

Wake Up, Girls!(1) (角川コミックス・エース)

Wake Up, Girls!(1) (角川コミックス・エース)

しかし2016年12月11日のWUGフェスで発表されたのはスタッフの変更でした。新監督の板垣さんのWebアニメスタイルでのコメントによれば、2016年春頃にはエイベックスからのオファーが着ていたそうで、山本寛監督が5月頃に休養したのと見事に合致します。山本寛監督が立ち上げた制作スタジオ「Ordet」は3月を最後に広報による明確な活動がなくなっていましたし似たような時期に代表取締役社長の変更が行われているようです。
監督やスタッフについては円満交代には程遠い状況です。こうした状況を総合的に見て山本寛監督が作った「Wake Up,Girls!」が好きだった自分では、山本寛監督の構想が実現されない時点で「Wake Up,Girls!新章」は正統なものではなく、続劇場版の「Beyond the Bottom」かもしくは触れ愛プロジェクトの短編アニメで断絶した思っています。完結ではなく断絶だと。つまりWUG新章は今までのものと別物だと思っています。

WUGちゃん(Wake Up,Girls!の中の人たち=声優さん)たちには罪はないと思ってはいますが…正直WUG新章期待できないんですよね。特報で発表されたストーリーラインでは去年発表されたことはおそらく引き継がれず、またキャラクターデザインが簡素化されているのはCGでやるためでしょう。近岡直さんのキャラデザの魅力が全くなくなっていて落胆しましたし、製作委員会側からの具体的な説明や、監督やキャラクターデザイン等の新スタッフも前任者へのリスペクトもないままですし正直不安でしかないんですよね。おそらく作詞家の辛矢凡は参加しないでしょうし劇中の主題歌・挿入唄等も作品に合わせて発注していた山本寛監督の功績は大きいと思っています。良くも悪くも山本寛監督作品なんです。

うぇいくあっぷがーるZOO!はどうなんだという声があるかもしれませんが当初は山本寛監督の監修が入り、リスペクトも入っているかつスピンオフなんで細かい事は気にしない心づもりでいるのでこれから新作が作られようとも怒る気持ちはあまりありません。

じゃあ見ないのかというと…絶対に見るという気持ちはないですが、多分見るとは思います。このようなスタッフ交代を主導したエイベックス等の製作委員会への嫌悪感もあって4割ほど「WUG新章」がコケて欲しいような邪悪な気分と6割程の頑張っているWUGちゃんが報われて欲しいという気分がまだ交錯しています。

正直1ヶ月近くもモヤモヤが晴れないしこんな気持ちになりたくなかったです。、3次の声優の「Wake Up,Girls!」の皆さんとI-1clubやネクストストームやアニメゲームに携わった声優のみなさんは応援することには代わりはありません。ラジオもあまり聞かないどちらかというと2次よりのワグナーでしたがゆるりと応援しています。

Wake Up,Girls! Festa.2016 SUPER LIVEの感想

WUG・I-1club・ネクストストームが夢の共演!「Wake Up, Girls!Festa. 2016 SUPER LIVE」
https://webnewtype.com/report/article/95340/

行ってきました。(2016年12月11日)今回はSUPER LIVEと銘を売っているだけあり、終幕挨拶までトークコーナーなしのオールライブの構成で全15曲で大変満足でした。
後ろまで全部埋っており、2015は最後尾で若干空席あったのとは大違いです。

 2015年のWUGフェスではI-1clubから出演したキャストが少なくせっかく上田さんが参加していても歌われることはなくとても残念でしたが、今年は大大満足でした。
I-1clubでは、止まらない未来が高科里佳役の上田麗奈さん加わる新メンバーで歌われたこと、運命の女神とともに劇中では最初のアニメである「Wake Up,Girls!七人のアイドル」では最初に流れるにも関わらず、今までのライブではI-1clubにより歌われることなかったI-1clubの「シャツとブラウス」が初披露されたことが本当に嬉しかった。
「止まらない未来」や「運命の女神」とともに初披露です。運命の女神はTeamSとTeamMの混成だったのでデュエット化されていましたおりとても燃えるとともに嬉しかった。かつトロッコで会場内を縦横無尽に動いていた中踊り歌っていて下さったので感動と感謝しかありませんでした。2014年ではジェラと極上スマイルとオリジナルのI-1club1期生4人バージョンのリトル・チャレンジャーが披露されているので8割型回収されることになりました。強いて言えばTeamS&TeamM版の混成リトル・チャレンジャーも聞いてみたかったところですが贅沢ですかね。衣装もI-1clubのパフォーマンスも大変素晴らしかったのですが音響が足を引っ張っていましたそれが残念です。

 そして忘れてはいけないのがネクストストーム。2015年のWUGフェスではBeyond the Bottom EXTENDと銘うったとおりネクストストームの「レザレクション」が劇中の衣装を用いて披露されていました。あの時のネクストストームのキャストの皆さんのパフォーマンスもアニメと連動した、いや、ハイパーリンクした感覚を覚えとても熱くなるほど素晴らしかったのです。
しかし今回はネクストストームは去年を上回るパフォーマンスをライブで表していました。おそらく歌もダンスもかなり練習したのでしょう。「レザレクション」の動き、キャストの方々の自信に満ちあふれていた顔、そして大坪さんの煽りとても素晴らしかったです。また、アニメ「続・劇場版Wake Up,Girls! Beyond the Bottom」の劇中で、立ち上がったばかりのネクストストームがI-1clubの初期曲「リトル・チャレンジャー」を福岡の劇場で歌っている設定だけの事を現実のライブで表現してくれることは予想としてはありましたが、本当にやってくれることとは思わず意外性がありとても嬉しかったです。岩崎志保の引っ張っている歌声と若きネクストストームの初々しさが見事に表現されていて何度でも聞きたかったです。

もちろんWUGちゃんのパフォーマンスはあえてあまり書きませんが素晴らしいものでした。ただWUGフェス前のアニメJAMでの疲労を隠せない感じは否めないので単独ライブを1日通してできるように成長できたらというのは今までからのそしてこれからの課題ですね。アニメに関しての中心のライブ構成ということもあり、キャラクターソングや僕らのフロンティアは歌われませんでした。

ラストでWake Up,Girls!ネクストストーム、I-1clubが総勢18人で歌う「極上スマイル」は会場がほぼ絶叫になるほど盛り上がったのは言うまでもありません。100点満点中100点を文句なしに付けたいパフォーマンスでした。
WUGフェス2016のお土産として去年のWUGフェス2015の抜粋DVDが配られましたが、2016も3rdツアーや2015の完全版ともにBlu-ray化販売して欲しいです。それだけの価値はあるライブです。是非Blu-ray化をお願いします。