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月刊少年エース2014年12月号感想

20周年記念号ということでレビューを久々に書く。もう20日遅れてるほど気にしない。ケロロ軍曹の金ピカ表紙。付録については後述。
20周年号からロゴが代わり、紙面内部の編集の段落や柱に使われる素材も結構変わっていたりする。
記念号ではありふれている過去の履歴紹介もありつつ20周年を記念して結構大型連載が続く模様。。

水無月すう先生がかえってくるのも嬉しいが、児玉先生が帰ってくるのも嬉しい。またファンタジー見せて欲しいなあ。


少年エースA 2014年 12月号 [雑誌]

少年エースA 2014年 12月号 [雑誌]

  • ●今月新連載
    • 『青鬼 元始編』(原作:noprops/構成:黒田研二/漫画:鈴羅木かりん
    • 高機動無職ニーテンベルグ』(青木ハヤト)
    • 腐女子の幸せ』(あかまる)
      • 青鬼は同人ゲーム原作の模様。構成・漫画ともに実力者みたいだし期待。あかまる氏の『腐女子の幸せ』はちょっと前に載った読み切りの連載版。読者層に全く合ってない気がするが大丈夫か。しかし個人的に嬉しかったのはほぼ1年ぶりの青木先生の新連載。
  • ●休載
                                      • -

ネタバレ含み以下感想(◎グッド、○まあまあいい、■普通、△微妙、✕ダメ)

  • ケロロ軍曹吉崎観音
    • 20周年記念号ということで表紙からめくると即巻頭総天然色オールカラー。たった五ページだったけど、桃華とママさんが可愛かったので文句なし。
  • ■青鬼 元始編(原作:noprops/構成:黒田研二/漫画:鈴羅木かりん
    • 20周年記念号大型新連載第一弾。もちろんカラーで開始だけど、主人公が閉じ込められてこれから何かが起こる?ってとこで終わったので、まだ面白さがよくわからないなあ。プロローグのプロローグって所。作画はいいので来月の展開に期待。
  • 新妹魔王の契約者(漫画:みやこかしわ、原作:上栖綴人、キャラクター原案:大熊猫介
    • アクション素晴らしいなあ。幼なじみの妹(胡桃)と刃更の対決編ということでガチバトル。展開的にもキライではない。来月の展開としては柚希と対決するのがセオリーだが、一捻りしてくるのが昨今の作品では普通なのでどうしても予防線貼ってしまうなあ。予想外の展開を期待。
  • ○黒井クンは恋愛ができない。(井冬良
    • なごみしか癒されない。まあ過去のことも示唆されたし展開的に終わってしまいそうなんだけど、最後はなごみが勝ち抜いて欲しいってのは変わらないなあ。なごみのようなヒロインはてんかぶ、なまちゅー。では見られなかったため、なごみは井冬良少年エース作品では一番のヒロイン力を持ってるのでそれに焦点あてていけばいいんじゃないかなあ。
  • デート・ア・ライブ(漫画:犬威赤彦/原作:橘公司/キャラクター原案:つなこ)
    • エピローグということで、十香視点による、五河士道と会う前日の4月9日の描写を描いたエピソード。心情描写にこだわってる上にアクションもいいので好きだな。先月で最終回を迎えたもののこれで本当に最終回。
  • 高機動無職ニーテンベルグ(青木ハヤト)
    • 20周年記年号大型新連載第二弾。トラウマ量子結晶の最終回以来1年2ヶ月ぶりに帰ってきた青木ハヤト先生の新連載ということで個人的に前号より大いに楽しみにしていた一作。ニートを題材にしたディストピアな未来の話かつ青木ハヤト先生がやりたがっていたロボットモノ。どー考えてもシャアっぽい奴がいたり、ニートの描写がクズだったりと突っ込みが止まらないほど面白い一作。それでいてシリアスであったりする。最初のカラーでもう出落ちが潜んでいる作品。ヒロインはあんまりかわいくはないけど話の面白さとしては抜群だったので次号以降の展開を楽しみにしたい作品。
  • ストライクウィッチーズ劇場版501部隊発進しますっ!(漫画;藤林真/原作:島田フミカネ・Projekt Kagonish)
    • 坂本美緒少佐メイン回。劇場版持っているけれど、よくここまでネタを広げられていて面白さを保ってるのって凄いなあ。
  • ■ほむんの錬金術部(長谷川眞也)
    • 今月の展開は前回倒れたキリホを慮ったほむんが自分だけで大丈夫と強がる話。連載を通して絵柄はうまくなってきたけれど、全体の展開的にあまりすきじゃないな。えりくは可愛い。えりくの謎と来月への引きは気になる所。
  • 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱(漫画:ぷよ/原作:谷川流/キャラクター原案:いとうのいぢ
    • 佐々木団(橘・藤原・佐々木・九曜)とキョンが喫茶「夢」に集まって話をするという、涼宮ハルヒの驚愕の中にあった喫茶「夢」での会合のパロディ2回目。今回のメインは藤原いじりメインであったけど、九曜のリアル等身がすんごいかわいかったので霞んだ。あとウェイトレス姿の喜緑さんも可愛い。喜緑さんが帰宅すると九曜はくにょんさんになってしまうのも面白かったな。多い張りした後コケにされた藤原を笑うキョンと佐々木の姿も良かった。今月は文句全くなし。来月は休載ということで、長門有希ちゃんの消失のアニメ化も控えてるのか、長門有希ちゃんの消失の連載に集中するのだろうか?ここのとこハルヒちゃんは実質隔月連載になっていたりするし。
  • 腐女子の幸せ(あかまる)
    • 20周年記年大型新連載第三段。以前掲載されていた読み切りの連載化。ニーテンベルグと一緒に始まったニート漫画なんだけど、…ぶっちゃけ腐っても少年誌な少年エース腐女子ニートの生態やっても受けないと思う。妄想を優先しすぎて現実が全く見えてない姿は読んでて痛々しすぎてあんまり笑えないなあ。元ネタは凄いわかりやすい。
  • ◎迷い神社お尋ね申す!(水沢ながる)
    • 少年エースの新人レース「エースをねらえ!」第2段で勝ち抜いた作品の連載第3話目。人の願いを叶えないと死ぬっていうのは実質嘘だったということが判明したものの、テーイチは人助けを行うという展開に。この展開とその描写は嫌いじゃない。最後に勝ち抜くきっかけになったヒロインかなえの謎、そして最後に表れた新ヒロイン?の展開がきになるなあ。
  • 棺姫のチャイカ(漫画:茶菓山しん太、原作:榊一郎、キャラクター原案:なまにくATK
    • 原作2巻のドミニカ編クライマックス直前ということでドミニカとトール・アカリ・チャイカの一行は延々とバトル中。連載中にアニメで追い越してしまったので先の展開は知ってるのが残念な所。でも漫画ならではの描写の綿密さからの迫力はちゃんと描かれていたので読んでいて楽しかった。原作3巻までは行かないかな…。
  • ◎逢刻町そらそれ(鳥取砂丘
    • いい雰囲気のお話だった。ミフネさんはかなりの長生きなんだろう…。地下の昔の都市ってのは鋼の錬金術師の第1期の終盤を思い出すなあ…。世代的に。
  • 武装少女マキャヴェリズム(漫画:神崎かるな、原作:黒崎遊夜)
    • 相撲対決話に。一気にコメディに振れたなあ。個人的には展開ぶち壊しなのであんまり好きじゃなかったりする。しなこいっの桜ちゃん級に可愛いキャラがまだないのが結構キツイ。
  • ストライクウィッチーズ第501統合戦闘航空団(漫画:水崎弘明、原作:原作:島田フミカネ・Projekt Kagonish)
    • ストライクウィッチーズ第1期のTV第6話の『いっしょだよ』の漫画第3話目。つまりサーニャ回最終回。キャラデザをコピーしつつ、作画安定しつつ戦闘もこなして低評価なわけがない。ストーリー知ってるのに懐かしさとともに面白さを感じたよ。次回はTV第7話の話かな。
  • ■狂騒ファミリア(常深アオサ)
    • 半年前に読み切り1回掲載後、3号前より集中連載として始まった作品。読み切りから数えれば第4話目の最終回。いちおう単行本分は貯まってるだろうし単行本の視野に入ってるのかなあ。話としては結構前例があるものなんだけどよくまとまっていルトは思う。ただ個人的に目の描き方があまり気に入らないかな。
  • ○日常(あらゐけいいち
    • 6ページしかないものの驚愕の新展開だった。はかせとなのが入れ替わり、ビスケット2号と坂本さんが入れ替わりとは…。それに…。しかも次号に続くとは次の話が楽しみで仕方がない展開には間違いない。20ページくらい欲しいよ…。
  • ビッグオーダーえすのサカエ
    • 鈴がエイジに落ちたなと思いつつそれほど恋愛展開にはならず。しかし初期の復讐描写は未来日記由乃に匹敵する暗いだったがそれに比べると今の鈴はずいぶん冷静になったなあ…。瀬奈を復讐相手とエイジにいいつつ、実際にあったら瀬奈を殺しはシないんじゃないだろうか。しかしまた謎の人物が表れたなあ。
  • 東京ESP
    • 黒幕の会社の幹部が黒井姉妹の母親か…。小節は祖父母に育てられたとか言っていたから納得といえば納得。ESPの能力的には大したことはなさそうだが、威圧感はESP学園の理事長よりラスボスな感じがする。そしてラストに竜胆とミススミスが再会という注目の展開。スミスも焦ったのか再会に汗を隠せず…。次号じゃ竜胆がスミスを殴る展開にはならないだろうが凄いとっちめそうだな。
  • マンガヤツガノガク
    • 第7話『それぞれの打ち上げ』。ともに1000万部目指すケイとアヤのうち、ケイは編集の岡と打ち上げ、アヤはコミックXの編集者と打ち上げ。レンリによって技術も未熟で連載も届かないケイがアヤについていく・追いかける立場であることを改めて自覚するケイ、そしてコミカライズの連載に向けてのコンペで力不足を指摘される…という展開に。そこで改めてネームを提出をするため、コミカライズの構成について考察して『小説より漫画のほうがアドバンテージのある部分を発見』する…という展開。毎月32ページっていうのは、ツガノが毎月ハルヒのコミカライズを連載してたページ・ペースと同じなので結構ニヤッとする。一方編集からコミカライズ企画を持ちかけられるも、アヤは金のために描くのではなく描くために生きたい、叩かれそうな展開から覆して高まりたいという話を編集に話す。アヤのほうがはるかに先を行っていて次元が違うがこの先すぐに追いつくっていう展開にはすぐにはならないな。話の構成と人間関係のドラマとネタが上手く構成されていて面白い。次号も楽しみ。
  • ×ぼっちマン
    • 打ち切りなのはしょうがないだけど、この最終回でどう良い評価すればいいんだ…。父親に謎があったというが凄い投げっぱなし。残念。
  • 東京レイヴンズ
    • センターカラー。原作7巻の展開に入った。TVアニメで言うと15話の展開か。カラーの京子と春虎の幼少期の頃のエピソードが切ない。芦屋道満と大友先生の戦闘後の時系列で、陰陽塾の塾機能は陰陽庁の目黒支局へ…という展開に。原作にあった藤原先生の出番が多くて個人的に嬉しい。
  • 氷菓
    • TVアニメ第15話の十文字事件の終盤(漫画3話目)。今回はアニメにはなくて、原作から取り入れたってとこは聡志の冗談を思い起こしてしまって笑ってしまいまずい展開になるシーンくらいかな。今回完全なコミカライズで好印象。次回からは第16話の『最後の標的』編かな。
  • ○オレンジ*たいがー
    • 角川漫画新人大賞の入選作。話と設定については王道中の王道でそれを上手くまとめてるから賞を受賞していると思う。安彦良和先生が批判してたのには笑ったけど。ヒロインと言える男子生徒以外にはキャラの純粋な作画の書き込みが省略化してるというか気がするなあ。等身が適当。まあラブコメもあるからなんだろうけど等身ちゃんとして話動かせば準大賞とかになってたんじゃないだろうか…。
  • バカとテストと召喚獣
    • 肝試しと試召戦争編の続き。アニメ第2期の終盤の話ではある。会話劇を丁寧にやってるせいかゆっくりなんだけれどこの巻を描き終わるまでにはあと1年位は少なくとも掛かりそうだな。作画も話にも不満はなく、来月どう2年に反撃するのか楽しみではある。
  • ×サイボーグ転校生ももち君
    • これ人間の要素がないロボットだからサイボーグじゃないよね。アンドロイドのほうが適当だと思うんだけど…。ギャグもあんまりおもしろくなかったなあ。
  • 汐ノ宮綾音は間違えない。
    • 次号最終回。胡桃が生き残っていて本当に良かったわけだが、エピローグでこの先の展開が明るく描かれていればそれで満足。
  • 新世紀エヴァンゲリオン碇シンジ育成計画
    • 学芸会で劇『ロミオとジュリエット』を演じる事になった話の続き。ロミオはアスカ、レイはジュリエット役で演じ、大成功に。今回のテーマはキスでレイ良かったね…。しかしシリアス展開がとんとご無沙汰だ、ゼーレの再攻撃の展開はまだですか。
  • うぽって!!
    • 現国の本名はアニメBDのブックレットには入ってるらしいのだが、一般読者にはわからんのよなあ…。買ってないのでわからん。しかし819ページの現国がFNCをふんこと呼んでるからコイツは偽物だな。まあ一見すると現国にしか見えないからふんこの認識は勘違いなんだぜ、本物が呼びかけても逃げちまったからますます誤解が…。紅鋼高校が偵察している場所を襲撃した所、熱海戦以来のななよんが登場していちろく銃撃されるという展開に。来月の展開がどうなるか楽しみ。
  • 強殖装甲ガイバー
    • 民間への被害が出る…!という引きに。ここで何らかの救いの手が来るのが普通の展開だが…。来月を待ちたい。

*1:予告読むとそらおとを長く読んでたせいか、ヒロインが胸が大きいニンフに見える人も結構要ると思う。