- 作者: 一肇,安倍吉俊
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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少女キネマ以来3ヶ月弱の小説となる、一肇さんによる青春怪談小説シリーズ『フェノメノ』5巻。4巻からは半年経ってるけどまあいい。今回も面白さは裏切らない。
だが、とりあえずネタバレになるのでいつものようにあんまり書かないが。
表紙と帯の不吉さはもちろん裏切っていない。
過去編、陰惨過ぎるだろう・・・。表紙の子が可愛そうすぎる。安倍吉俊さん挿絵の可愛さが相まって辛い。
さまざまな事情から伏線的にはかなり前から綿密に踏んでいたように思う。
また4巻と5巻の結末の落差があまりにも哀しいんだけれど、どうか生者には幸せになってほしい。それだけは願いたい。
次回最終巻ということで早く出して欲しいのは山々ですが、鴉の備忘録、早く単行本化して欲しいところです。