僕は選挙権をまだ持っていないので、投票はできない。
が、ずっと選挙選についてずっと見ていて思ったことを書いてみたい。
選挙の結果は与党の圧勝だった。
国民新党 4議席
新党日本 1議席
新党大地 1議席
造反組 13議席
無所属 5議席
自公合わせて衆議院議員の三分の二以上ということになる。
衆議院の議席が三分の二になるということは、
衆議院で通った法案が参議院で否決されても、
衆議院で三分の二以上で再議決すれば通るということだ。
小泉首相は選挙後すぐ開かれる特別国会で郵政民営化法案を提出するというから、
衆議院で可決しもし参議院で法案が送られて否決になろうとも、
衆議院に送られて可決されるだろう。
僕はそもそも郵政事業民営化反対だけれども、
それは置いといて、その他の事柄についてはどうなっていたのか。
今回の選挙はマスコミ、大衆、自民党ともに、
選挙の争点が郵政事業民営化のみになっていた。
郵政民営化よりもはるかに重大な問題が残っているにもかかわらず。
例を挙げると、拉致問題、景気対策、年金問題、災害対策、防衛、教育、税制など・・・
少なくともマスコミや自民党はほとんどこれらを取り上げなかったように見える。
今回の選挙で郵政以外の問題を考えて投票した国民はどれだけいるのだろう。
選挙の結果を見るとほとんどいなかったようだ・・・。
本当に日本は大丈夫だろうか・・・。
救いは郵政で造反した議員が18議席も残っていることと、
拉致問題に積極的に関わっている議員が残っていることくらいだろう。
しかし、小泉首相は拉致問題より日朝国交正常化の方に軸が向いているから、
拉致問題解決の道は少し遠のいたのではと思っている。
国民がもっと拉致問題に関心を持って、北に怒りの声を出さなければ、
小泉首相は経済制裁もしないし動かない。